2014年 J15

清水エスパルス vs FC東京 PV

 329日 IAIスタジアム日本平 1500分~

 

 

■予想先発メンバー

◇清水

----------長沢--------

高木俊----ノヴァ----大前

------六平----竹内-----

河井-—キャラ-平岡---吉田

----------櫛引---------

 

FC東京

------渡邉----エドゥ----

----------三田---------

-----------------米本

----------高橋---------

大田---森重--加賀---徳永

----------権田---------

 

 

■プレビュー

3月最後の試合となるが、清水はここまでナビスコ杯を含めた5試合で212敗と五分の成績。しかし、リーグ戦では112敗の勝ち点4で順位は15位と降格圏内の一歩手前にいる。開幕戦こそ名古屋に勝利したが、その後はやや勝利に見放されている。対するFC東京も開幕から勝利がなく22敗の勝ち点216位。新監督を迎えたがなかなか調子が上がってこない。

 

清水のスタメンは、前節の浦和戦とほぼ同じと考えている。村松の状況や本田のコンディションなどもあるが、負けていないチームの状況をポジティブに捉えれば変更する理由はない。そうなるとポイントはダブルボランチの出来だろうか。浦和戦では前半こそ攻撃でのポジティブなアクションが見られたが、後半に入ると浦和の勢いに押され対応するだけで精一杯という状況だった。最後の最後に六平が決定機を創りだしたが、その1発のみだった。そう考えると、90分を通してダブルボランチがどのように試合を組み立てていくのか。試合のリズムを読んで、どのような流れをチームに与えることができるのかというのがキーとなる。もし、浦和戦の後半のような状況が続くようならば、本田、杉山らがすぐさま投入されることとなる。

 

そして、もう1つ。リーグ戦で気になっていることがある。それは守備面。ナビスコ杯では仙台を完封したものの、リーグ戦ではまだ1度も完封がない。C大阪戦は勿論だが、浦和戦でも攻撃を受ける時間が長く耐える時間が多かった。それでも、そうした状況下で後ろの守備陣はよく踏ん張っているように思う。しかし、そうなる理由としてチーム全体の守備の仕方に問題があるように感じている。特に2トップが攻撃的なイメージがあるためか攻め残りの時間が多いので、相手のDFラインにプレッシャーをかける時間をもう少し多くしていきたい。3枚の交代枠を使いきれるのならば、前線にフレッシュな選手を入れ、プッシュして後ろを助けるのもFWの役目である。

 

しかし、この試合が終わるとすぐにナビスコ杯も控えているため、指揮官がどのようなプランを持っているかも試合の後半には影響する。主力に休みを与えるのか。それとも、ナビスコ杯はターンオーバーを想定して若手で挑むのであれば、スタメンを長く引っ張るという可能性もある。いずれにしても、プレスの行き方、交代枠の使い方までを含めどの選手をどの時間帯に使うのかというとこrまでが、この試合ではポイントになる。また当然だが、次のナビスコ杯にも影響があるということを頭に入れて見て行きたい。

 

 

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